IDC の意味
IDC は絶縁変位接点または接続を意味します。適合する絶縁導体を接点の溝に押し込み、絶縁を移動させて導体へ接触させます。リボン構造では複数を同時に端接できます。Amphenol の説明は方式とシリーズを示します。短い圧接作業でも工具不要や自動合格にはならず、指定線材、治具、手順が必要です。
コネクタピッチと導体間隔を分ける
嵌合接点ピッチ、列間隔、導体間隔は別の寸法です。3M 451/452 資料では 1.27 mm の嵌合システムに 0.635 mm 導体間隔の線材を使用します。全 IDC に使える換算規則ではありません。
| 見積項目 | 定義する内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 嵌合ピッチと列 | コネクタ図面寸法 | 基板側との一致 |
| 導体間隔 | 線材仕様 | 接点との整列 |
| 接点・導体数 | 正確な品番 | 有効位置の定義 |
| 導体と絶縁 | 指定線材 | 端接適合 |
| 接点番号 | 図面視点と一番ピン基準 | 鏡像配線の防止 |
| 出口・キー・保持 | 寸法図と付属品 | 実装負荷への対応 |
色帯と一番ピン
端の色帯は導体の識別であり、完成品の接続先を証明しません。両端の一番ピンとの関係を記し、嵌合面か線材側かを明示します。メーカーの接点番号を使い、奇数偶数の配置を推測しません。
同じソケットでも出口方向が異なる場合があります。圧接前に色帯、番号、キー、出口を図面で照合し、その後電測で配線を確認します。これは確認例で、コネクタを一律に回転させる指示ではありません。
IDC と独立圧着線
| 要求 | IDC | 独立導線 |
|---|---|---|
| 平行接続の反復 | 一括端接 | 個別端接 |
| 異なる線径や絶縁 | 指定組合せを確認 | 端子と線材ごとに確認 |
| 分岐と立体配線 | 平面形状と出口を確認 | 個別経路を設定 |
| 可動・振動・信号品質 | 部品とチャネルで検証 | 部品とチャネルで検証 |
Harwin の選定資料は接点と線材の一致、経路制約を説明します。すべての IDC が高速に不適、すべての独立線が高信頼という判断はできません。
図面と検査
両側品番、指定線材、寸法、極数、視点、全配線、キー、色帯、保持部品、数量、工況を提示します。メーカー手順で圧接設定とカバー着座、ずれ、絶縁損傷、欠品、方向を確認します。管理された配線で断線・短絡・誤配線を検査し、保持力、可動、伝送試験は設計が要求する条件と判定値で行います。
