30-pin と 40-pin は交換できるか
接点数だけで交換を決めないでください。基板とパネル、両端コネクタ、信号配線、実装経路が一致する必要があります。変換アダプタは電気的互換性を証明せず、基板にない機能を追加しません。交換では元のパネル型番とケーブル品番、新規設計ではパネル仕様と基板回路図から始めます。写真は外形識別に役立ちますが、接点の用途は分かりません。
接点数で分かること
| 確認項目 | 30-pin | 40-pin | 必要な資料 |
|---|---|---|---|
| 接点数 | 30 | 40 | コネクタ図面 |
| レーン数と速度 | 実装による | 実装による | 基板とパネルの仕様 |
| タッチ・電源・バックライト | 実際の割当による | 実際の割当による | 回路図とピンマップ |
| ピッチ・ロック・接触方向 | 個別品番による | 個別品番による | 正確な嵌合部品 |
| 解像度と更新周波数 | 接点数では決まらない | 接点数では決まらない | 動作モードとリンク構成 |
I-PEX CABLINE-VSF に 30 極と 40 極がありますが、共通の表示モードを示すものではありません。VESA eDP 概要 はインターフェース機能の資料です。
発注前の六つの手順
- サフィックスを含むパネル型番と機器型式または基板版を記録する。
- 仕様書で eDP と確認し、外観で推測しない。
- 元のケーブル品番と両端の嵌合品番を調べ、ピッチ、挿入方向、ロック、接点方向を確認する。
- 主リンク、AUX、接地、電源、バックライト、実装済みの補助機能を一対一で照合する。
- 両端が対応する動作モード、レーン構成、リンク速度を確認する。
- コネクタ位置、到達長、分岐出口、ヒンジ経路、隙間を確認し、実機で検証する。
仮想事例:挿せても適合しない
同じ 40 極コネクタを使う二つの図面で、ある接点が片方では電源、もう片方では信号に割り当てられていれば、通電前に差異を解消します。配線が正しくても分岐が可動ヒンジを横切る場合は機械的な再検討が必要です。初回の表示成功だけでは合格にできません。これは設計確認の例で、特定製品の試験結果ではありません。
見積資料と検査計画
パネル・基板資料、コネクタ品番、配線表、寸法付き経路、線材要求、数量、生産段階を提示します。全長とコネクタ基準間の自由長を区別し、未確定事項を明記します。
インターフェースを確認した後、30-pin と 40-pin の仕様を検討します。信号方式が不明なら eDP と LVDS を参照してください。電気試験計画では断線・短絡・配線を検査し、高速リンク、補助機能、電源シーケンスは実際の基板とパネルで検証します。
